メロディー技法の応用、システマティック、ポリリズムの概要 | 特定非営利活動法人ミュージックプランツ | 音楽制作・作曲・DTMを支援する会 Skip to content
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2021年3月 27日

11:システマティックメロディ・ポリリズム


システマティックメロディ

あるフレーズ型を基に伸縮、反転、相似形など幾何学的に変化させたメロディです。特にメロディの時間軸を変化させて作ると、フレーズの反復による覚えやすさに加え単純な繰り返しをも防げる高い効果があります。

【Ex-1】

単にフレーズを伸ばすだけでなく、スタートポイントをずらす、シンコペーションを意識する、反転要素を取り入れるなどでバランスの良いメロディになります。

ポリリズムの導入

ポリリズムとは「複合拍子」の意味です。通常の拍子とは異なる拍子のリズムを混在させます。一番用いられるのが4/4に3/4の要素を取り入れる手法です。

[参考例] iRoid to be loved ―K-MASERA―
(1:06~)

同じメロディを転調させてサビにする

結構な飛び道具的技法です。同じメロディでも転調させることで全く違う雰囲気に仕上げることができます。特にメジャーからマイナーへの変化は大きな場面転換となります。

【Ex-3】

【Ex-4】

【参考楽曲】
システマティックメロディ
「思い出に間に合いたくて」松任谷由実

ポリリズムメロディ
「思い出に間に合いたくて」松任谷由実
「Listen to my heart」BoA

同メロディ転調
「Self-portrait」坂本龍一
「Resistance」TM Network


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