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メロディ構築術・作曲技法 一覧に戻る
2021年3月 27日

10:発展的メロディ構築


発展的メロディ構築

今まではメロディの構築音としてなるべくScottish scaleの音を推奨してきました。特に Scottish scale以外のIV(F)とVII(B)音は極力避けるべきとしてきましたが、発展的メロディ
構築ではIV-VIIの使用法、さらにはスケール外の音を用いた構築法を説明します。これら Scottish scale以外すべての音は「アプローチトーン」としてならば用いても構いません。
アプローチトーンを効果的に用いることにより、より味わい深く魅力的なメロディを紡ぎだ すことができます。しかし、これらはあくまでも発展的メロディとして用いるべきで、特に スタンダードな歌ものではScottish
scaleが基本とはなります。これらの音はインスト楽曲 において特に効果を発揮するものです。そして使いどころのツボを押さえれば歌もののメロ ディへももちろん応用的に使うことができます。

センタートーンとアプローチトーン

メロディは必ず「センタートーン」と「アプローチトーン」とに仕訳られます。

  • センタートーン・・・・メロディーを構成する音の中で重要な役割の音。省略出来ない音。
  • アプローチトーン・・・単独で存在せずにセンタートーンに解決するべき音。脇役の音。

【重要】解決(Resolve)とは
メロディのアプローチトーンがセンタートーンに上下半音、またはスケール上の全音で移 動することです。この条件を満たす動き方ならばアプローチトーンはあらゆる音でも、たと
えスケール外の音でも構いません。この解決バランスをいかに取るかということが重要になります。

①…………スケールのテンションから全音で解決=Tension resolve
②③………半音の位置からはどんな音でも解決となる。
④…………全音でスケール外からは解決出来ない。

アプローチトーン実例

※このテンション音はセンタートーンと見れなくもなく迷う。 こういう時は違う音にすり替えてみたときにメロディが破綻していなければアプローチトーン確定となる

クロマチックトーン

メジャースケール以外の音(:Cでの黒鍵)は半音移動で必ず解決出来ることから「クロマ チックトーン」と呼ばれます。これらの5つの音はそれぞれに特徴があります。

クロマチックトーンはキーを基準に定義されます。明確な転調等が行われないかぎりはこ の位置は維持されます。

参考例

アプローチトーン実践

エリーゼのために -ベートーベン

幻想即興曲 -ショパン

次のメロディのアプローチトーンを改変して新たなメロディを作ってみてください


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