ハーモニックメロディーによるフレージングの実践について | 特定非営利活動法人ミュージックプランツ | 音楽制作・作曲・DTMを支援する会 Skip to content
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2021年3月 27日

9:ハーモニックメロディの優位性


ハーモニックメロディの優位性

作曲の初心者、楽譜を自分で書かない人、鼻歌だけからメロディを作ってみるとその殆どのメロディがメロディック型になりがちです。
また、弾き語り系で歌詞を歌いながら、仮歌詞を当てて歌う人などはリズミックメロディを自然に取り入れられているようです。
このハーモニック型メロディは構築時に最も気づかれにくい形ですが、難易度は決して高くはなく、メロディのインパクト効果はかなり高いので積極的に取り入れるべきメロディ型といえます。

[参考例] Love letter iRoid ―K-MASERA―
(0:35~)

ハーモニックメロディ参考曲1

[参考例2] TECHNO-POP 39 ―K-MASERA―
(2:09~)

ハーモニックメロディ参考曲2

これまでに、基本的なメロディ構築の技法を説明してきました。作曲/メロディ構築技法の習得には習作を作り実践を積み重ねていくしか方法はありません。
このときに一番の材料となるのが過去の名曲をコピーすることです。作曲に行き詰まった時、かならずや名曲コピーで蓄積された材料が突破口の鍵となってくれることでしょう。
そしてもう一つ常に意識をするべきことは「バランス」です。
今作っているメロディポイントの詳細な精査と楽曲を俯瞰してながめる高い視座。
この両方を常に意識して「主観と客観性を混在させた落とし所」をさぐるように楽曲を構築していけばとてもバランスの取れた印象深い楽曲をつくり上げることができます。


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