Skip to content

シンセサイザー入門 一覧に戻る

2021年3月 26日

2:音色と波形・オーディオ規格


サウンドベーシック2:オーディオファイル規格

主にやり取りされるオーディオ規格について取り上げます。
大きく分けてCD規格以上の音質を保った「非圧縮系」と容量をコンパクトにするために圧縮された「圧縮系」ファイルに分かれます。

非圧縮系

CD-DA
通常の音楽CDの規格です。
16bit 44.1kHz が標準規格です。

AIFF
Apple用の標準フォーマットです。
拡張子「.aiff」「.aif」

WAVE
DOS/Windows用の標準フォーマットです。
「.wav」「.wave」

AIFF/WAVEともにファイルのヘッダ部分が違うだけで実質のオーディオデータは同一です。
フォーマットがステレオの16bit 44.1kHzの場合はCD-DAとオーディオ部分データは同一になります。

圧縮系

圧縮技術により名称が異なります。
音質は非圧縮系から劣化します。
重要なことは「非可逆圧縮」なので一度圧縮したデータは非圧縮系の音質に戻すことはできません。

MP3
主にネット上で一番普及している規格です。
1990年後半に開発と歴史は長いですが現在でもデモ、プリプロの確認に主流で使われています。
拡張子「.mp3」

AAC(M4A)
MP3よりも高圧縮高音質。
2005年以降は十分に普及されているのでやり取りにおいてほぼMP3と同じように選択されています。
拡張子「.m4a」「.aac」

*特殊
Core Audio File
Apple独自のオーディオ規格です。
主にLogicProに付属のAppleLoopsで使われています。
非圧縮と圧縮が混在しておりそのままではオーディオ編集には適しません。
オーディオ編集を行う場合はAIFF/WAVEにコピー変換する必要があります。
拡張子「.caf」

シンセサイザー基礎:オシレーターとフィルター

シンセサイザーで音の素体(基本波形)を生み出すモジュールが「オシレーター」であり、素体から不要な倍音等を削り音に明暗を出し、また癖を付け加えるモジュールが「フィルター」です。
このオシレーターとフィルターとで「音色」を生成します。

オシレーターのパラメーター

ES1パラメータ

Synth1パラメータ

オシレーター素体音の設定
オシレーターに組み込まれている「基本波形」そのものの素体音を出す設定です。

  • フィルターのカットオフを開きっぱなしにし、レゾナンスをかけない

  • ADSRをゲート設定(オルガンのような出音:AとRをクリックが出ない範囲で最小に)、DとSを最大に

ES1のデフォルト設定

フィルターのパラメーター

一般的なシンセサイザーのフィルターに搭載されているパラメーターを解説します。

カットオフ(Cut Off) ・フリクェンシー(Frequency)
フィルタリングする周波数のポイント設定。

レゾナンス(Resonance)・エンファシス(Emphasis)
強調パラメーター。
クセをつける。
Maxにすると自己発振する。

キーフォロー(Key)・トラック(Track)
この数値を上げると鍵盤の高さに比例してフィルターが開いていく。
自己発振した音に音階を付けられる

ドライブ(Drive)・サチュレーション(Saturation)
フィルターの入力段でレベルを飽和させてオーバードライブに似た効果を得る。
各ボイスごとにかかるのでコードでも歪みにくい。

フィルターのパラメータ