作曲入門
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2021年3月
26日
5:コードのイヤトレ・ファンクション
コードのイヤートレーニング1
コードを聞き取るのコツは、コードそのものの響きをキャラクターとして捉えることです。
一音づつの構成音を把握しようとすると、かえって難しくなります。
3和音(トライアド)
- ◯ [メジャートライアド]・・・・・明るい
- ◯m [マイナートライアド]・・・・暗い
- ◯m(♭5) [ディミニッシュトライアド]
- ◯+ [オーギュメントトライアド]
4和音(7th chord)
- ◯△7
- ◯m7
- ◯7
- ◯∅7
Diatonic 7th chord (D7C)
メジャースケールの音を材料にして3度堆積によりコードを作ります。
このコード群を「Major Scale Tone 7th Chord」別名「Diatonic 7th Chord」といいます。
Function(機能)
Function(機能)とは曲の進行感を司る要素のこと。
各コードは1つ、または2つのFunction (機能)を持ち、コード進行において時間軸上の配置への目安に役立ちます。
以下、Tonic=T Subdominant=S Dominant=Dと表します。
メロディ構築においては、まずは「Tonic」の感覚をつかむことがとても重要です。
スケール感覚をDiatonic 7th chordに拡大します。
トニックスタートのコード進行とサブドミナントスタートのコード進行の感覚をつかむことは楽曲構築で重要になります。
循環コード トニックスタート
循環コード サブドミナントスタート
コード進行を耳コピできるようになるためには、「今なっているコードが、メジャースケールの何番目か」という相対度数の把握が重要です。