才能はまっすぐ伸びない|学び方の構造で伸ばす音楽力【理事長コラム】 | 特定非営利活動法人ミュージックプランツ | 音楽制作・作曲・DTMを支援する会 Skip to content
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2025年10月 16日

才能はまっすぐ伸びない|学び方の構造で伸ばす音楽力【理事長コラム】



琴の師範代がボカロPになったり、現代音楽やジャズが好きな人間が目覚めてクラブに通い出したり。
うちの団体では、そんな“想定外”がよく起こる。

最初はみんな、自分で決めたひとつの方向にまっすぐ進もうとする。
しかし音楽は不思議なもので、曲がった瞬間に伸びることがある。
曲がったというよりは、別ルートの開拓に近いかもしれない。

決めつけない指導と「可能性の拡張」

私としては“知識を教える”ことも重要だが“可能性を広げる・高める”ことも大切にしている。
悩める会員や生徒のほとんどが、自分自身の得意不得意を把握しきれていない。

様々なことに挑戦している中

  • この人はジャズに触れない方がいい
  • 自分から自然に興味のあることを追える
  • クラブミュージックよりもメロディを書かせた方がいい

など、一瞬「ん?」と思わせる良い意味の違和感に気付けたら、そっとアシストするようにしている。
それは本人が最初に目指していたゴールとは全く違ったものであったとしても、結果として近道になることもある。

「向いている」で世界線を閉じない

一般的な教室では、琴が得意なら“琴を活かした音楽”をやらせがち。
一見わかりやすいけれど、それは視野を狭める教育でもある。
「あなたはこれが向いている」と決めた瞬間に、別の世界線が閉じる。
うちでは、そういう決めつけをしない。

基礎はもちろん大切にするけれど、あえて応用が効くよう、様々なアウトプットに挑戦させてみる。
そうして、一見バラバラな挑戦の中で、本人の“適性”が自然に浮かび上がる。

コミュニケーションもカリキュラム

それを支えるのが、会員同士・講師とのコミュニケーションでもある。
コミュニケーションそのものも、カリキュラムの1つなのかもしれない。
これが、うちのシステムのいちばんの強みだと思う。

曲がっても辿り着けるゴールへ

ほとんどの才能はまっすぐ伸びない。その変化を怖がらず受け入れ、柔軟に面白がれる人間ほど、強くなれる。
私の仕事は“適切な学習法”を示すことでもあるが“曲がっても辿り着けるゴール”をアシストすることでもある。

また別の記事でいつか書くならば、もう1つの仕事は”音楽をやめさせること”でもある。

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