【開催レポート】第22回公開セミナー
こんにちは、広報担当の佐藤です。
9/18(月祝)は第22回公開セミナー、MASERAゼミ恒例「実践!楽曲腕試しコンテスト Vol.15」が開催されました。
今回も多くの参加者にお集まりいただき、エントリーのあった楽曲は全10曲!
私も6曲目に楽曲をエントリーし、参加をしてみました。
更にスペシャルゲストとしてTatsh先生も加わり、ドキドキのセミナーが開講です。
~そもそも、楽曲腕試しコンテストとは?~
*自分の楽曲は他人にどう届いているのか?
*他の人はどのような曲を書いているのか?
*自分と他人の評価の差異はあるのか?
皆さん、このような疑問を持たれたことはないでしょうか。
自分自身1人では解決出来ない問題に向き合う、楽曲のレベルを再確認する、自分の意見が多数派であるか・ズレているのかを確かめる…など、楽曲を提出しなくとも様々なメリットが得られる場です。
ルールはシンプル!
1挑戦者はオリジナル楽曲をエントリー、当日匿名にて楽曲を流します。
※ジャンル、クオリティ、習作~商品問いません。
2評価シートへ感想、点数(1~5)、仮想購入額を記入。
3北田代表の指名制にて、嘘偽りのない感想を述べる。
4代表(+運が良ければゲスト講師!)からのアドバイスを受け、評価完了
※後日皆さんの評価シートは全員へ共有されます。
Vol.15にてエントリーのあった楽曲は…こんな感じ!
1.アンビエント風味のゲームBGM
2.民族調の女性ボーカル
3.アップテンポなロックテイストの女性ボーカル
4.和風なインストBGM
5.スペーシーなトランス調女性ボーカル
6.アニソン風味女性ボーカル
7.ロックテイストの男性ボーカル
8.ダークでロックな男性ボーカル
9.ボーカロイドのほのぼのポップス
10.男性ボーカルのアカペラソング
処女作から販売を想定した楽曲まで、今回も幅広く様々な作品が揃いました。
10曲続けて、シートへの記入を行いながら黙々と聴いていきます。
講師陣からは更に細かい解析シートの記入が!
一目で提出者のバランスが丸わかりです。
今回はこちらのパーソナルシートも全員へ共有されています。
10曲聴き終わった後は、それぞれ北田代表の指名制にて感想を述べ合う時間へ!
*好み、落ち着いていて良い!
*ノリがいい、気持ちいい
といった意見もあれば…
*サウンドが古い!
*ボーカルの修正が甘い
*メロディが淡々としている、飽きる
全体的には辛口コメントが多めでしょうか、皆さん嘘偽りのない意見を真剣に述べ合います。
北田代表&Tatsh先生からのアドバイスでは… 「嘘っぽい琴の音色」
→使用されている音域での強い爪弾きはほぼ不可能
→この2声和音での演奏方法はない
+琴のある室内音楽へ10人レベルのストリングス隊を組み込むのは、規模としては自然ではない
「未来を目指したつもりが過去のサウンドへ」
→サードパーティーは基本的に単発で良い音!と設定されているため、原音を重ねる場合は別途処理が重要
→この手のトランス系サウンドで個性を出すのは難しい
【どのジャンルでも個性を出すための骨格が大切】
「楽曲の立ち位置」
必ずしもフックが多数なければならない、飽きさせないための工夫が必要!というわけではないんです。
表題曲、ED曲、アルバムの箸休め曲など…
全てが全力のフルパワーでは、リスナーも疲れてしまいます。
大切なのはピースのはまる楽曲のゴールへと導いてあげること、そして全体のバランスなんですね。
他にも、ミックスバランスの確認のためMatchEQヘデータを落とし込むことも。
低域のバッサリとした窪み、広域のトゲが一目瞭然です。
感想を述べあった後、点数部門と仮想購入額部門、それぞれの上位3名が発表されました。
受講者は5点満点、講師陣は8点満点の採点、更に1名1,000円を上限とした、仮想購入額の順位も同時に発表!
1位 109.1点 男性ボーカルのアカペラソング
2位 102.1点 アニソン風味女性ボーカル
3位 84.7点 ロックテイストの男性ボーカル
今回も不動の1位、さすがです。
次回こそ王座を奪うためにも、負けじと頑張ってみようと思います!!
ご参加いただいた皆さま、Tatsh先生、ありがとうございました!
次回は10/15(日)の開催予定です。
M3前ラストのチャンス、是非ご参加下さい。