リズム感を育てるには?|一流に共通する“日常のビート感覚”【理事長コラム】 | 特定非営利活動法人ミュージックプランツ | 音楽制作・作曲・DTMを支援する会 Skip to content
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2025年7月 7日

リズム感を育てるには?|一流に共通する“日常のビート感覚”【理事長コラム】 New


リズム感は「日々の聴き方と感じ方」で決まる。

リズム感=「日常の聴き方と感じ方」

リズム感は、生まれつきのセンスではなく、日常でどれだけ「リズム」に意識を向けているかで決まる。
イヤートレーニングや打ち込み練習だけでは、本質的なリズム感は育たない。
大事なのは「音楽を聴く時の姿勢」と「聴いていない時間の過ごし方」だ。

「イヤトレだけでリズムは育たない」

リズム感を確立するためには、日常のあらゆる場面で「ビート」を感じる習慣が必要になる。

たとえば:

  • 誰かと会話しているとき
  • 何気なく歩いているとき
  • 鼻歌を口ずさんでいるとき

そういった何気ない場面のなかで、自分の中にビートを感じているか。
16分音符の粒を、無意識に感じられているか。
それが、後々の音楽的な差に直結する。

一流のプレイヤーに共通すること

私がこれまで出会ってきた一流のミュージシャンたちは、例外なくこの“日常のビート感覚”を持っていた。

  • 貧乏ゆすりのように、常に体の一部がリズムを刻んでいる
  • 会話が途切れれば、自然と鼻歌が出てくる
  • 会話そのものが、リズミカルで「音楽的」だ

「リズムが苦手」なのは意識していないだけ。

「リズムが苦手」と感じている人の多くは、そもそもリズムを意識する時間と経験が足りていない。
耳が悪いとか、才能がないとか、そういう話ではない。
ただ単に、リズムに対して無自覚なだけだ。

リズムトレーニングを始めると、ほとんどの人がこう言う。

「思ったより取れない」
「ずれてる気がする」

でも、それは経験不足で当然。
必要なのは、どこがズレているのかを自覚できるようになること。

リズム感は3ヶ月で変わる。

日常的なリズムの意識を3ヶ月ほど継続すると、必ず変化が見えてくる。

「このパートが甘かった」
「ここをもっと明確に取ればいいんだ」

そうやって「聴き方の輪郭」が明確になってくると、リズム感は一気に伸びていく。
焦らず、丁寧に続ければいい。

結論:リズム感とは「無意識を意識化すること」

人間は本来、無意識にビートを刻む生き物だ。
その感覚を、明確に捉えなおせばいい。
特別な才能や耳の良さではなく、日常の中でリズムにどれだけ触れているか。
それが、音楽の地力になる。


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