第5回 インターバル①

※最重要項目

※無料ダイジェストが再生されます。本編は¥2,160で視聴可能になります。

Interval

音楽理論はたった2つのモノサシだけで全てが説明される。
一つは「半音・全音」であり、もう一つが「インターバル」というモノサシである。
コード、スケール、メロディ解析、ハーモナイズまで全ての理論に「Interval」は使われる。
逆にインターバルがわからない限り音楽理論を習得することは不可能である。
完璧に習得されるべき項目である。

インターバルとは「2音間の正確な距離」を示す。
通常は下の音を基準として上の音に向かって測られる。

no5-1

インターバルの表し方

インターバルは度数を表す数字とその度数の状態を表す記号との組み合わせで表される。

前に記した楽譜(ex.1)の2音間のインターバルは「m7」である。

no5-2

インターバルの確定要素

インターバルは2つの要素で確定される。 「半音数」「度数」である。

  • 半音数………………下の音から上の音に移動する鍵盤の数
  • 度数…………………音名の距離=楽譜上の音符の距離←音名の登場した数=度数
no5-3

音符にシャープ(♯)、フラット(♭)がついても度数は変わらない。

状態を表す記号

no5-4

通常と異常

通常状態とはMajorScaleの世界の中で音楽が作られている状態のこと。
異常状態とはMajorScaleから外れた状態、もしくは外れようとしている状態のこと。

「o」や「+」の記号が使われているインターバルが出現したとき、サウンドが変化する感覚を必ず伴う。

通常状態でのインターバル名は度数別の半音数で決まります。
これを通常枠としてみると枠に収まらないような度数半音数の組み合わせが出てきたときに異常状態の記号を用いたインターバル名となります。

通常状態の枠

4度と5度が「P」2,3,6,7度には「m↔M」の記号が使われます。
なお、2,4,6度についてはコード&スケール構造での「テンション・アボイド」に属することから9th,11th,13thの呼び名で置き換えることのほうが多く使われます。

no5-5

【例題】

[F]を基準として①[A] ②[A♭] ③[A♯]それぞれのインターバルを考えてみます。

no5-6

♯や♭がついていますが① ② ③とも音名で見ると全て「F→A」となり、これらの度数は全て「3度」となります。
半音数は鍵盤の移動距離となりますので ①半音数=4 ②半音数=3 ③半音数=5 となります。
通常状態の枠を考えて ①は通常枠内の「M3」 ②も通常枠内の「m3」 ③は半音数=5となっており、通常枠では収まりません。
通常枠より「増えている」ので「+3」となります。

【実践問題】

インターバル①-Q1
次のインターバルを答えてください。

no5-7

実践キーボード練習1

最もよく使われるコード進行「循環コード」を鍵盤で弾けるように練習してみましょう。
作曲においてはコードが弾けるということがとても大きなアドバンテージになります。

循環コード C(△7) ― Am7 ― F△7 ― G(7)

no5-8

基本ポジション
右手→コード(和音)を弾く
左手→ルート(R)を弾く=Bass

no5-9

音が飛びすぎているので1octずらして範囲を整える。
さらに、7th Chord(4和音)は右手のRoot音を省略するとサウンドがまとまりやすい。

no5-10

さらに、音をまとめるために、コード構成音の一部をオクターブ移動させる。
これをインバージョン(Inversion)という。

これでパターン1完成!

no5-11
パターン1の楽譜
パターン1の楽譜

同様にしてパターン2とパターン3が作られる。

パターン2

パターン1のTopノートを下方向にInversionしたもの。

no5-13
パターン2の楽譜
パターン2の楽譜

パターン3

パターン1右手コード部分のBottomを上方向にInversionしたもの。

なお、右手のTopにはメジャースケールのIVの音(ここではF音)とVIIの音(B音)はなるべく持って来ないほうが良い。

no5-15
パターン3の楽譜
パターン3の楽譜