【開催レポート】楽曲腕試しコンテスト Vol.23(2018.8.26)
はじめに
こんにちは。
Music Planz 正会員48番 The Spring Rollsの原しゅうじ ( @shuji_hara )です。8月26日に開催された、第30回公開セミナーについてレポートを書かせて頂きます。
個人的には1月に入会してから3度目のチャレンジとなりました。
ではよろしくお願い致します。
公開セミナーとは?
公開セミナーは参加者が制作したオリジナル楽曲を講師の北田先生、Tatsh先生、参加者全員が真剣に聞き率直な感想を述べ評価します。
ジャンルはテクノ、EDM、ボカロ、ゲーム音楽、ポップス、ロック、ハードロック、ヘヴィーメタル、ブルース、歌もの、インスト他様々です。点数(0~5)と仮想金額で評価します。今回は会員と外部からの参加者合わせて13人が楽曲をエントリー、約30人が参加しました。
評価について大切なことは「嘘をつかない」こと。自分の曲について客観的かつ率直な意見が聞ける貴重な場になります。
ゴングは鳴った!
エントリーシートにはあらかじめ名前は伏せた状態で、自分の楽曲の紹介が書かれてあります。自分の順番を確認します。最後の方だとそこまでずっと緊張するので、私は早い順番の方がいいです(笑)
今回はダークなテーマの曲もあり、バラエティに富む内容となりました。その中から特に印象に残った曲について触れます。
M1 インスト曲
「怒り」と「狂気」を想定して制作された曲です。
積極的に挙手して意見を述べる方がいる一方静かに当てられるのを待つ方もいます。
「怒り」「狂気」というテーマに対してリズム、音色が明るくないかという意見もありました。
それに対して、わかりやすい負の感情(直喩)ではなく暗喩。笑っているけど狂気。中世イタリアの謝肉祭を感じるという北田先生のお話が興味深かったです。
M5 ヴォーカル曲
夜の闇を克服する成長ソング。
公開セミナーでは参加者が感想を述べたあと、誰が作ったかが明かされプレゼンをします。この曲は実体験から作られたそうで、そのエピソードで会場が笑いに包まれました。楽しそうに制作したのが感じられました。
北田先生いわく「曲に作っている人の念が入る」
M8 ヴォーカル曲
自分の曲です。今回は猛暑と禁断の愛欲をテーマにテンポの遅い
ブルース、グラム・ロックを提出しました。
笑って楽しんでもらえたらいいなと思っていたので、それは上手くいったようです。正会員の方はビデオアーカイブで確認できますが、前方に座っていたNさんが振り返って親指を立てて合図してくれたのが嬉しかったです。
レゲエでまとめては?テンポ、ドラムの音色、ストリングスへの違和感などいろんな感想をいただきました。Tatsh先生にはもっとアナログ感が欲しいとアドバイスをいただきました。
最後に
公開セミナーではその場で述べられる感想だけでなく、参加者全員が書いた感想が文書で共有されます。正直「わかってないなあ」「一言だけか~い」(怒)とか一瞬思ったりもします(笑)が、書かれた良い点、悪い点全部をチェックし一旦寝かせます。
(未熟であることは自覚しつつも)その時の自己ベスト作を提出した直後は冷静になりきれないので。
少し間を置いてからあらためて楽曲と向き合い、修正するときに
皆さんの感想が財産になります。「ああ、この指摘はこういうことか」と納得し受け入れる所もあれば、「誰が何と言おうとここは譲れない」と思う所もあります。
最終的なジャッジは自分でしなければなりません。
厳しい意見を浴びることも多いですが、裏には「もっと良くなって欲しい。音楽で幸せになって欲しい」という気持ちを参加者が持っている会なので興味ある方はぜひご参加ください!
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回開催のお知らせ
第31回公開セミナー 9/30(日)13:15-16:30
国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟512号室
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