音楽で幸せになる
Music Planz
NPO法人ミュージックプランツ 音楽制作・作曲・DTMを支援する会
Music Planzは「DTMでのポピュラー音楽制作」を通じ、音楽文化の向上、発展に寄与し、人生を豊かに幸せに過ごすためのNPO法人です。
Music Planzについて
音楽はただ聴くだけのものから、誰もが自ら音楽を作り、自ら全世界に向け自由に発信できる時代へと変わりました。
DAW/DTMの出現により作曲・録音・サウンドメイク・Mix/Masteringからのマスター音源製作まで、全て一人でできるようになりました。
そして今ではそれだけにとどまらず、ジャケットデザイン・宣伝動画制作からプロモーション・マーケティング戦略等、かつては分業だったものが今では一人で完結できるまでにWeb環境が整いました。
ベッドルームでボーカル録音されたビリー・アイリッシュの曲がグラミー賞を獲得するまでになった現在では「セルフプロデュース・セルフマーケティング」の時代に完全に入ったと言えることでしょう。
時代を読む
かつて、完全な専門部所の分業制であった音楽業界は、その中に身を置かなければ絶対に手に入れられない情報・知識で満たされており、一般人のマーケティング介入など到底できませんでした。
しかし、業界独占のメジャー流通が、需要形態の変化により、インディーズへメジャー流通販路を解放するようになりました。
さらにWebマーケティングが主流になりつつある今では、レコード業界のみの秘匿などは全く存在しないまでに戦略情報が完全にオープンになってしまいました。
業界人も一般DTMerも、努力次第で同じ戦略情報が得られるまでにWebマーケティングでは誰もが同じ土俵に立っています。
ここで「正しい情報の取捨選択」が重要となります。
雑多蠢くネット社会では、間違った知識、嘘、狂言、伝達による情報の変容等、罠がいたるところにあります。
そしてその罠にハマり音楽で不幸となってしまった方も大勢います。
(音楽はたった数日で誰もが技術を習得できるほど簡単なものでは決してありません)
Music Planzが標榜する「音楽で幸せになる」には、単に音楽制作の知識と技術を習得するにとどまらず、今の目まぐるしく変容する社会の中で音楽の動向を的確に捉え、正しい情報収集と分析により自ら戦術/戦略を立て、確率の高い予見にて実行を進めていく知識と行動力が必要です。
そこには「数」が圧倒的に有利となります。
一人よりも多数、一人で考えるよりも大勢でディスカッションして答えを導く、一人の経験よりも大勢の経験則。
Music Planz名誉会長作曲家穂口雄右を筆頭に業界経験者が正しい知識とともに豊富な経験を共有する、ここにMusic Planzという団体の大きな価値があります。
メンタルケア
せっかくの価値ある情報習得も、実行を伴わなければ意味がありません。
そのために必要なのは「メンタルの安定」です。
タブーともされる「メンタルケア」の部分をMusic Planzは重要視しています。
音楽制作はとても孤独な作業です。
作曲は一人で行われるものであり、昨今散見されるコライトのように分業にて作り上げるものでは決してありません。
これは過去の偉大な作曲家をみれば自明のことです。
それゆえに、孤独に打ち勝つ精神力と環境が必要となります。
Music Planzは個人の悩み、わからないことを遠慮なく相談できる環境があります。
大勢の会員に聞くことも、個人相談をうけることも、深刻なカウンセリングを受けることも可能です。
自ら幸せを求めて音楽へ身を投じたはずなのに、そのせいで精神に支障をきたし、不幸になることだけは絶対に避けなければなりません。
そのためには、現在社会問題にもなっている精神疾患への正しい知識とその対応等にも情報を収集しなければなりません。
ご支援いただいている精神科医の先生による「正しいメンタルケア」への実践に注力するとともに、会員相互の親睦と交流を深め「メンタルの安定」はもとより「楽しい音楽ライフ」を実践できる環境を整えています。
実践とマネタイズ
こうして自分の魂を込めてできた成果物=楽曲も、人に聴いてもらい一定の評価をもらわなければ「できない」不幸へとつながります。
「自ら望む音楽を自由自在に作る」事ができるだけでも一定の幸せは得られるでしょうが、やはり、十分な報酬はとても大切で、かけがえのない幸せへの材料となります。
最初に触れたとおり現在は「セルフプロデュース・セルフマーケティング」の時代です。
メジャーの楽曲コンペに勝ち作家デビューを目指す道もありますが、確率論として、コンペのみに注力するのは甚だ非効率だと言わざるを得ません。
現在の音楽でのマネタイズ戦術は「自らを知ってもらう」そして「認めてもらう」ことに他なりません。
「知ってもらう」ためのブランディング、Web/メディア/マーケティング戦略を進めると共に「認めてもらう」ためには、必要なファンの獲得、そのための人間性の追求、信頼の獲得、そして広がる世界へ対応する人間力/コミュニケーション力の醸成、ネット上でのリスク管理等まで手を伸ばすことが必要です。
もはや音楽制作だけに知識習得をすれば誰かが拾い上げて売り出してくれるなどという幻想は捨てなければなりません。
今は「完全に出来上がった商品をピックアップされる」事象しか生じていないのが現実です。
そしてマネタイズに密接に関わる「著作権」について、いま音楽家に求められるもっとも重要な知識は「著作権」だと断言できます。
1980年代後半からの業界変容により「ノンメンバー」と呼ばれる日本音楽著作権協会JASRACへ個人での信託を行わない作曲家が主流となり、著作権への関心は完全に薄れてしまいました。
このようなノンメンバーが作曲家の大半を占めるという事態は世界で日本だけです。
音楽出版社が楽曲著作権の管理代行を実質行っていたわけですが、ここも「セルフプロデュース・セルフマーケティング」の時代に入り、多くの音楽供給形態が出現するにつれ、個人の著作権に対する正しい知識が最大に求められる状況になってきました。
著作権管理への個人対応の限界からも、作曲家・作詞家等のいわば代弁者でもあるJASRACと個人信託契約を結ぶということは、これからの時代においては必須になると確信しています。
Music Planz内でも個人配信でカラオケに登録される実績が続々とあり、演奏権、複製権は勿論、サブスクリプション配信からの公衆送信権等の印税までも獲得している会員が続々と生まれています。
それを可能にするには信託契約を結ぶしかありません。
このような、複雑怪奇極まる「著作権」についても、JASRAC様のご協力[https://musicplanz.org/copyright2020]をも仰ぎつつ、正しい理解へと尽力しています。
音楽を志す意義とは
ここまで長文をお読みいただきありがとうございます。
そろそろお気づきかと思いますが、音楽で幸せになるということは、実は音楽という限られたカテゴリーだけのことではなく「人生」全般に関与することを学び修得することをも含みます。
ここからはMusic Planz内での唯一のルール「音楽では絶対に嘘をつかない」についてお話します。
実は音楽を学ぶことで不幸になってしまうことはとても大きな確率で起こり得ることです。
それは、いままでの多くの場合、青春の大半を音楽に注いでしまったがために、社会にて必要不可欠な常識と道徳心、人間性を獲得できず、音楽で大成できなかった事実に直面した時に、社会の落伍者となることに贖えなくなってしまう。
音楽教育の負の側面が社会構造の中で顕になってしまうことは音楽を諦めた瞬間に突然訪れるものです。
Music Planzは決して「プロ音楽家養成機関」ではありませんし「プロ音楽家」になることを目標としていません。
お断りするとMusic Planzの提供するカリキュラムをこなせば確実にその領域に誰もが行くことが出来るでしょう。
その意味においてはMusic Planzが最も優秀なプロ音楽家養成機関だと断言することもできます。
しかし、プロになっても不幸を感じては意味がありません。
好きなはずの音楽を選択したのに不幸になる、これだけは絶対に避けなければなりません。
Music Planzの視座はもっと高くにあります。
当然今これを読んでいる皆様は「プロ音楽家」ではなく、単に作曲/音楽制作に興味がある、面白そうだからやってみたいという方が大半だと思います。
Music Planzは「プロ音楽志望者」も「趣味で作曲を楽しみたい」方も、そのすべての人が「音楽で幸せになる」にはどうしたらよいか、自分と音楽との最適な向き合い方を実現するために何を実践するべきかを追求しそのためのすべての材料を提供します。
なぜNPOなのか
Music Planzは「音楽で幸せになる」ためのあらゆることを追求しています。
そのための「音楽で幸せになる」要素は「できること」「知ること」「知ってもらうこと」「認めてもらうこと」です。
これらの情報を収集し、精査し、会員と共有し実践しています。
そして一番Music Planzの特色とも言える「特定非営利活動法人」=NPO法人として活動する意義をお伝えします。
会員は生徒ではなくお客でもなく「社員」である
NPOと聞くと「慈善・ボランティア団体」とイメージするかもしれません。
そして「非営利」の字面から「儲けを出してはならない団体」とも誤解されやすくなっています。
しかし、それは大きな間違いであり、非営利団体といえども、事業収益を自らの力で生み出していかなければ存続はできません。
日本の法律によるNPO、すなわちノンプロフィットとは、収益を会員に分配せず(いわば株主配当のようなものを禁止して)、翌期に利益剰余金を活動資金として回すこと、ただそのことを指しているにすぎません。
このあたりのNPO法人の知識、ないしは通常の会社の経営知識なども、当NPOの活動を通して、会員の皆様に共有伝達を行なっています。
こうして、会員がNPO法人Music Planzを広める活動をすることにより、文化発展の貢献を行うことができます。
私達Music Planzと共に、日本の音楽文化発展に寄与し「音楽で幸せになる」ことを実現していきませんか?
皆様の入会、ご支援を心よりお願い申し上げます。
音楽で幸せになるための要素
■「できること」
音楽に限らず、楽しいことは「できている」ことに他なりません。
逆に「できない」ことはつまらなく苦しいものです。
音楽を志すも挫折してしまう全ての原因は「できない」からです。
メロディが思い浮かばない、思うようなコードが付けられない、カッコいいサウンドが作れない、思ったアレンジにならない・・・もっと細かく言えば、シンセ/ エフェクターがわからない(なので音源/プラグインを買い求めてしまう)、ミックスがわからない・・・音楽制作への知識の習得とそのハードルはとても高く、とても個人の情報収集では普通に乗り越えられるものではありません。
特に「音楽理論」は、その情報の特異性も含めて、大きく誤解と誤謬にまみれた理解が困難なものです。
Music Planzが提唱するポピュラー音楽作曲に特化した「新標準音楽理論」は、そのすべての困難と障壁を易しく取り除き、容易に理解できるものとなっています。
音楽制作に必須なDAW/DTMの知識、機材調達の確実な情報、隣接するジャケットデザイン、入稿方法、パッケージ制作まで「できること」に必要な項目を網羅しています。
実現には膨大な情報が要求されますが、そこは冗長にならず、必要十分に厳選して最も効率を高めていきます。
■「知ること」
「今」知るべき情報は随時変化し続けます。
知るためには正しく分析し、正しく情報を収集し、正しく精査しなければなりません。
そのために常時感度良くアンテナを張りつづけ、鮮度の良い情報を獲得し続ける必要があります。
そして「知ること」によって得た知識は最大の武器となります。
逆に今の時代は情報弱者が最も損をする時代でもあります。
確実な情報の獲得は実践への大きな自信へとつながります。
■「知ってもらうこと」
マスメディア神話が完全に崩れつつあるいま「個人」を知ってもらうための戦略ツールが全て「個人」で手に入り「個人」で実践できるまでになっています。
いかに人に知ってもらうかは、いかに人を知るかに当然関わります。
SNS、ホームページ、SEO、ネットリテラシーとその心理的対策、これらをおさえてツールを使いこなすことにより「知ってもらう」ために行うべきことは自ずと決まっていきます。
■「認められること」
殆どの音楽教育機関は上記の「できること」「知ること」で留まっています。
「知ってもらうこと」を教える機関もありますが、その先にある「認めてもらうこと」まで追求し実践する機関はまずありません。
認めてもらうには人間性とコミュニケーション力が試されます。
そこから信頼関係が築かれ、クライアントの信用を得、ファンを獲得し、その全てがマネタイズへと還元されます。
そして、当然ながら、これらの前提として「良い楽曲」があることは言うまでもありません。